質問:相続税の計算方法は?

夫が亡くなりました。夫が私と娘に残した財産は1億3,000万の不動産と3,000万円の預貯金です。私と息子はそれぞれいくら相続税を支払うこととなるのでしょうか。

相続税の計算方法は?の回答

相続税は以下の①~⑤で算出できます。
①課税遺産総額を計算します。
課税価格-基礎控除額(5,000万+1,000万×法定相続人の数)=課税遺産総額
②各相続人の取得金額を計算します。
課税遺産総額×法定相続分=各相続人の取得金額
③各相続人の取得金額×税率-控除額=各相続人の算出税額
④相続税の総額を出します。
各相続人の算出税額の合計=相続税総額
⑤実際の納付税額を出します。
相続税総額÷相続人の人数=納付税額
(配偶者や1親等以外の相続人の場合2割加算)
(税額控除があれば差し引きます)
これをあなたのケースで具体的に当てはめてみると...
①1億6,000万(課税価格)-7,000万(基礎控除額)=9,000万円(課税遺産総額)
②9,000万円(課税遺産総額)×1/2(法定相続分)=4,500万円(各相続人の取得金額)
③4,500万円(各相続人の取得金額)×20%-200万円=700万円(各相続人の算出税額)
④700万円+700万円=1,400万円(相続税総額)
⑤1,400万円(相続税総額)÷2(相続人数)=700万円(納付税額)
これより娘さんは700万円の相続税を課され、あなたは被相続人の配偶者であり、配偶者控除の適用がある為、相続税を支払う必要が無いことになります。

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