質問：相続税の申告方法について

相続税の申告はどのように進めるのでしょうか。

相続税の申告方法についての回答

相続税の申告、納税は被相続人から相続や遺贈などによって取得した財産が基礎控除額以下の時は不要となります。しかし配偶者控除、小規模宅地等の評価減特例をうける場合には相続税がゼロの時でも、必ず申告しなければなりません。
相続税の申告期限は相続開始を知った日（被相続人の死亡した日）の翌日から10ヶ月以内となります。申告期限が過ぎてしまったり、実際の取得金より少ない額で申告をしてしまった場合は更に加算税が追加されますので注意が必要です。
納付方法は原則、金銭による一括納付となりますが、一定の条件の下に延納や物納が認められます。なお、申告時には申告書の他に以下の様な書類を提出します。

・身分関係書類（相続人関係図,戸籍謄本,住民票,遺言書や遺産分割協議書の写しなど）
・財産,債務を明確にする書類（土地建物の登記簿謄本,預貯金の残高証明など）
・評価証明書

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