質問：サイン証明書とはどのようなものなのでしょうか

海外に相続人がいる場合の遺産分割協議には海外に居住している相続人のサイン証明書が必要と聞きました。サイン証明書とはどのようなものでしょうか。

サイン証明書とはどのようなものなのでしょうかの回答

遺産分割協議の際に必要な印鑑証明。日本国内では一般的な証明書ですが、海外には「印鑑証明」という制度が存在しません。その為海外に在住している相続人は別の方法で遺産分割協議書の内容に合意・署名したのが自分自身である事を証明する必要があります。そのために用いられている方法が「サイン証明書」です。
この書類の取得方法は、海外在住の相続人が遺産分割協議書などを現地の大使館/領事館に持って行き、そこの係官の前で署名・拇印の押印をすることで、その署名・拇印の押印が相続人本人によるものである証明として、サイン証明書が発行されます。またそのサイン証明書と証明が必要な書類には割印を押してくれます。これによって印鑑証明書がなくても本人確認の証明が可能となります。

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